トルコリラって何さ? 新トルコリラは?

2008年03月26日

トルコリラは、トルコ共和国の旧通貨。トルコ語ではテュルク・リラスという。略称はTL。トルコ共和国中央銀行が発行していた。

補助単位はクルシュで、1トルコリラ=100クルシュである。ただし、2005年の新通貨発行以前のトルコリラはインフレーションが進み、クルシュ単位の貨幣は通用していなかった。

クルシュはオスマン帝国時代に用いられていた銀貨の単位で、リラは19世紀後半に行われたデノミネーションの際、クルシュにかわる新しい通貨単位としてイタリア語から取り入れられたものである。オスマン帝国時代のリラは金本位制をとっており、オスマン帝国時代は、外国資本によって経営されるオスマン帝国銀行が発行していた。第一次世界大戦時に金本位制を廃止し、1920年代のトルコ共和国草創期にリラとクルシュによる貨幣体系が整備された。

2004年の時点では、2,000万TL、1,000万TL、500万TL、100万TL、50万TL、25万TLの紙幣と25万TL、10万TL、5万TLの硬貨が発行されていた。紙幣の肖像、および硬貨の刻印はすべてトルコ共和国の初代大統領ムスタファ・ケマル・アタテュルクの肖像となっており、それぞれの紙幣は色違いで視覚的に区別できるようになっていた。

2005年1月1日より、100万トルコリラを1新トルコリラとする新通貨が発行され、実質的なデノミネーションが行われた。これにともない1新トルコリラ=100新クルシュとなり、小額通貨単位が復活した。新トルコリラ発行後も新旧通貨は当面併用され、価格表示も両方の通貨で併記されている。

新トルコリラは、2005年1月1日から通用が開始されたトルコ共和国の新通貨。1970年代のハイパーインフレーションの打開を狙って発行された。実質的にはデノミである。トルコ共和国及び北キプロス・トルコ共和国で供用される。 トルコリラから完全に切り替わるわけではなく、少なくとも2005年中はトルコリラと新トルコリラが併用される。新トルコリラの肖像は全てトルコ共和国初代大統領のムスタファ・ケマル・アタチュルク。1新トルコリラ=73.92円(2006年8月4日現在)。

100YTL、50YTL、20YTL、10YTL、5YTL、1YTLの紙幣と1YTL、50YKr、25YKr、10YKr、5YKr、1YKrの硬貨が発行される。なお、20YTL、10YTL、5YTL、1YTLの各紙幣は、額面と通貨単位を除きそれぞれ2,000万TL、1,000万TL、500万TL、100万TLの紙幣とほぼ完全に同一のデザインである。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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